かんざし

お題「手作りしました」

3月の終わり頃、2泊3日で台湾へ行った。

台湾は2回目で主な観光は、特になく夜市と迪化街へ行ってきた。

前回は九份という大変有名な、いかにも台湾らしい観光地へ行ったのだが、台北から結構遠いのだ。

 

今回は美味しいものを食べようということで、夜市で買い食いしたり、 迪化街でうろうろ、これまた買い食いしたり、お土産探したり。

 

迪化街ってのは問屋街で布の問屋が多かった。

漢方っぽい木の実、いっぱい種類があって…

クコの実とか松の実とかひまわりの種とか八角、とにかくいろいろな漢方っぽい物の量り売りをしているお店もあって、見ているだけでも楽しめた。

 

初日の夜に行った士林夜市で、きれいなかんざしを見つけて思わず買った。

店主のおばちゃんが髪のまとめ方を簡単に教えてくれたが、そんなもの簡単に覚えられるわけもなく、Youtubeで学習した。

 

買ったかんざしは可愛くてきれいで、買った時は浮かれていたのか、若いお嬢さんなら普段使いもいいかもしれない。

でも、今の私にはちょっと派手かも?と帰宅して思い直す。

買ったことに後悔はない。

 

かんざしはヘアゴムよりもきれいに髪がまとまるんだとYoutubeで学習した私は、普段使い出来そうなかんざしを探しに出掛けた。

でも、なかなか売ってないのだ。

ガサっと大量の毛束を挟むクリップはどこにでも売っているというのに。

今時は流行らないということか。

Amazonでは売っているが、こんなものわざわざ買わなくとも作れそうだと思った。

わざわざ作らなくても、竹製の割箸でもうまくまとめられた。

だが、割箸では少し長すぎる。

子供用のプラスチック製の箸はどうかとやってみたら、2本とも折れてしまった。

しなりがないらしい。

素材は折れない金属製か木製、もしくは竹。

 

よーし。

¥100ショップで木製の箸と木製のビーズを買って、作ってみる。

なかなかの出来だ。

箸では長すぎるので、先から20cmくらいで切る?折る?

以前使っていた壊れたバレッタの一部を貼り付けてみたり、木製の大きめビーズを接着剤でくっつけたら、何となくそれらしくなった。

200円くらいで出来たので、失くそうが壊れようがどうでもよい。

この夏はこれで暑さを凌ぐつもりだ。f:id:cally-aulone:20240505190921j:image

上の金属製のが士林夜市で。

下の2つは手作りしてみた(笑

 

ゲームとブログとそのほかと

前回に書いた黒歴史の話を書いてみる。

長く使っていたハンドルネームをAAAとする。

ゲームで使っていたハンドルネームは、RRRだ。

ゲームは何のゲームをするにしても、RRRと名乗っていた。

その他はおおかた、AAAだった。

で、AmebaブログもAAAでやっていた。

 

大昔付き合っていた男がいたが、他に好きな女が出来たと言われ、そう言われたらもう何ともしようがない。

一方が放棄したら、こんなものは終わりなのだ。

だけど、お別れの言葉はSkypeでだった。

(その頃はLINEはなかった)

何だかバカにされたような気になった。

ちゃんと会って、きれいに別れたかった。

相手の男とは少し距離があった。

車で1時間ほどかかるくらいの距離だった。

そのくらいならと、近くまで行ってみたが完全に無視されてしまった。

まぁ、これも仕方ない。

いつまでも、未練がましく連絡するのもみっともないと考えて、その後は頭を切り替えた。

 

しばらくしてSkypeのメンバーリストの彼の名前の横に短い固定メッセージがついた。

『もうすぐ結婚٩(^‿^)۶』

こんな感じに。

私が見ているのを知っていて、コレを出したのかと嫌な気分になった。

だが、こちらもいちいち気にしていては、前に進めないと放置していた。

Amebaブログを始めたのはその頃だった。

書いていた内容は取り留めもないことだ。

今のように日々感じたことなんかを、つらつら書いていたと思う。

 

半年ほど経過して、Amebaブログにコメントがついた。

コメントを書いてくれる人は他にもいたが、その時は例の別れた男からだった。

何で、ブログの存在を知っているのか。

Amebaブログのことは誰にも話していなかった。

今もそうだが知り合いに読まれるのは気が進まないからだ。

 

彼は私のハンドルネームで検索したに違いない。

別れの時に近くまで来ていると連絡したのに、無視したのは誰か。

何で今更、と強烈な不快感だった。

どういう心境でそれができるのか、神経を疑う。

新しく付き合っている彼女とは結婚直後と思われる。

Amebaについたコメントには、それを匂わせることが書かれていたからだ。

『少し広いところに引越した」みたいなことだったと思う。

その後すぐに、私はAmebaを退会した。

書いたことをいちいち覗き見されていると思ったら我慢できなかった。

 

別れてから知った彼の嫌な一面をまともに見た気がして、別れてよかったと思った。

半年も経ってわざわざ検索してまで…

これがもう…嫌悪感しかない。

 

何年も前の話だが、ハンドルネームのことを記事にしたせいで、思い出してしまった…

ブログのタイトル

このブログを始めてから、そんなに時間は経ってないけども、他の方のブログをチラッと見た。

見ただけでじっくり読んだのは、2つだけだ。

全く持って、他人を気にしていないので関心がない。

自分の記事も誰も読んでないものとして、好き勝手に書いている。

もしも、誰か読んでいる人がいて、私の書いた文章に気分を害されたら申し訳ないので、言葉の言い回しに少し気をつけている程度。

誰かに読んでほしいというよりも、ストレス発散に不満をぶちまけているだけだ。

 

他人のブログを見て、ん?ん?と思ったのが、

皆、ブログにタイトルがついているんだな。

写真なんかも多くて、楽しそうだ。

だからと言って自分は小まめに写真を撮る習慣はないので、ここでアップする写真もない。

 

私のブログタイトルは「cally-auloneのブログ」とデフォルトのままだ。

cally-aulone…人の名前のようにしてあるが、コレ…

キャリー・オーロン

まぁ、カレーうどんのことである。

 

PCが初めて家にやってきたのが1998年頃だった。

その頃から使っていたハンドルネームをずっと、どのサイトでも使いまわしていた。

最近でも使っている。

ただ、自分の意見や思いをぶつける文章には使わないでおこうと思って、今回はカレーうどんを文字ってみた。

 

以前、Amebaブログでずっと使っていたハンドルネームでやっていて、ひどく不快だったことを思い出す。

本当に黒歴史だ。

黒歴史の話はまた今度。

レジの極意

このところ、バイトではレジ担当ばかりだ。

私たちの5:00〜9:00班は10人いる。

日々3人〜5人で仕事に当たる。

その際、シフトを組む店長か副店長か知らないが、シフトを組む人が担当箇所も決めている。

なので、毎回同じ箇所で仕事ってのは少ないのだ。

例えば、豆腐、納豆、練り物、漬物は和食材。

牛乳等のパック飲料、チーズ、ヨーグルトは洋食材。

ハム、ソーセージ類もある。

レジはレジ周辺の食材担当となる。

毎回、シフト表を見て今日は洋か和かレジかと確認して仕事に臨むわけだ。

それが、私に限ってはずっとレジ。

レジに慣れろということか。

ただ、レジは嫌ではない。

間違いさえなければ。

間違えると、この上なく面倒な後処理がついてくる。

バーコードを読み込むだけの会計で間違いなんかあるのかと思っていた。

でも、ある。

最初の頃は毎回間違えて、怒られはしないが自信喪失と自己嫌悪に陥っていた。

これではいけない。

レジの極意を身に付けねば!と、どんなことが間違いを生むのか肝に銘じる。

 

二重計上 気付かず1つの商品を2回通す。

割引忘れ 賞味期限が近い商品が割引になっているのに、そのまま通す。

酒類 酒類を通すと年齢確認の確認画面が出る。

確認ボタンを押さないと、次の商品が登録されないのに、画面を見ないで商品ばかり見ていると酒の後からもう一度登録し直しとなる。

これらの失敗での返金作業がひどく面倒なことを悟った。

返金は会計機から行うので、そのことも頭に入れる。

返金後は、最初のレシート、返金後のレシートが会計機から出てくるので、それに理由をつけて別紙に貼り付け店長に提出だ。

こんな面倒なことはやってられない。

ならば、間違えなければよいのだ。

間違えなくても、お客さんの都合で返金とか取消というのもある。

お客さんの財布忘れとか、お金が足りないとかもある。

とにかく間違い回避に集中だ。

簡単に右から左へバーコードを読ませていればいいというのもではなかった。

日々、勉強だ。

 

安い店は…

バイト中のスーパーは安売りスーパーだ。

店舗は広い。

そのようなスーパーは各地に何店舗かあるだろうが、大型ディスカウントスーパーってのは、店舗だけじゃなく駐車場も広い。

そういうわけでかどうかは知らんが、都会に少ない。

安いし店舗が大きい分品揃えも豊富。

5:00に出勤すると日によって、商品によってはほぼ売り切れている。

夜中にも搬入はあるが冷蔵ではない荷物のようだ。

6:00に運ばれて来る荷物は冷蔵食品、生鮮食品、冷凍食品である。

それらを各所に振り分け、商品棚に陳列する仕事をしている。

他の時間帯で働く班でもそうだが、各班1人はレジとレジ近くの商品陳列を担当する。

 

先日、レジ担当だった私。

時間は7:00頃か。

でかい客用カートにカゴを3つ載せた恰幅のいい男性のお客さんが私に「もやしはないのか」と。

青果も届いたばかりで、商品はまだダンボールの中だ。

それも業務用大型カートの中で積み重なっている。

青果の品出し班は8:00にならないと出勤しない。

お客さんが所望すれば、勝手にダンボールも開けることはあるのだが、レジ担当はあまりレジを離れられない。

悪いことに青果売り場からレジは全く見えない位置にある。

他の人にその仕事を振ればよかったと今になって思うが今更だ。

もやしも網目のプラケースに入っていれば、外からも確認しやすいのに、ダンボールに入っているようだ。

バナナなんかは箱を見ただけでバナナとわかる。

大きなバナナの絵が印刷されている。

もやしはどの箱だろうか。

青果を担当したことがないので、よく知らない。

 

2箱目の箱を開けるとモヤシ!

よーし!と思って、お客さんに見せると、それじゃないという。

そのもやしは大容量と袋に書いてあって、そこらのスーパーで30円くらいで売ってるもやしの3倍くらいの大きさだった。

もっと小さい30円くらいのがいいらしい。

 

普段、青果の大型カートは5台ほど届くのに、その日は2台。

中央市場が休みだったのか。

お客さんは、「なぜ2台しかカートがないのか、いつも5台は並んでいる」とうるさい。

こちらはレジにお客さんが来てないか気が気でないというのに。

入荷がカート2台のみっておかしい。上司に確認しろとお客さん。

知らんがなと言わずに7:00出勤の若い社員さんを見つけてやっと問題を彼に丸投げした私はえらい(笑

 

社員さんはカートの中から件のもやしをうまく見つけ出し、お客さんをレジに促す。

その日のレジ担当は私だったので、会計しようとすると…

「研修中の人はいいよ」と社員さんに会計をさせて帰って行った。

名札の左肩には研修中の文字がある。

だが、名札の交換がめんどいのか50人のアルバイトの大半が研修中である。

そんなことお客さんが知る由もないが。

 

うるさいお客さんが帰った後、ゆっくりこちらへ歩いてくる問題を解決した社員さん。

「もやし見つかりましたか?」と声をかけると、

「はい、見つかりました」

「レジのことも気になっていて、もやし見つけられず、お客さんに嫌味言われませんでしか?

すみません」と悪いと思ってはいなかったが謝っておく。

若い社員さんは小声で「いやいや、でも『研修中の人はいいよ』なんて、さすがに気分悪いですよ」と気遣ってくれた。

「いいえ、私が至りませんでした。申し訳ありません」と殊勝に頭を下げたが、腹の中では「安い店は安い客」という言葉が渦巻いていた。

 

 

 

嫌われるって

バイト先に苦手な人がいる。

どのような背景の人かは知らない。

定年退職後の年金の足しにアルバイトしてるのかなという感じ。

退職したからといって、家に引きこもり隠居するのが嫌なだけかもしれない。

そこでのバイト歴は社員番号を見るに、5年は続けていると思われる。

まぁ、そんな年恰好のおっさんだ。

無口で 突っ慳貪な物言いをする人で、加えて真面目で几帳面な人と見受けられる。

その人から、私はひどく嫌われているようだ。

バイトの初日から態度は変わらない。

私の何が悪いのか、全くわからないのが困りものだ。

誰かを嫌いになったり、嫌われたりって多少でも理由があると思う。

嫌っている方は理由が明確なのでよい。

嫌われている方はなぜ嫌われているのか、心当たりがあるなら、それに応じて対処もできるというものだ。

何がどうということもないけど、なんか「いけすかない」が理由ならもうどうしようもない。

初対面から嫌われている気がするので、「なんかいけすかない」のだろうと勝手に解釈している。

 

昨年12月の半ばを越えての入社で、年末も迫り新人の私も仕事の不手際が目立っていたと思う。

年末で忙しいのに、右も左も経験もない新入アルバイトにイライラしたのかもしれない。

 

私としては嫌いなら嫌いで全く構わない。

お互い近寄らず、仕事上必要なこと以外会話もしなければ、それ以上気分を害する必要はないのだし。

こちらはそのように振る舞っている。

ああ…相手もそうであればいいのに。

 

几帳面で真面目なおっさんは、どうにも私がちゃんと出来ているか気になるようだ。

「そんなこと、どうでも良くないですか?」というようなくだらないことまで、指摘される。

商品と一緒に搬入される納品書は初めから2つ折りで運ばれてくる。

サインをして、再度2つ折りにして事務所の書類入れに入れたら、それを見ていたおっさんは

「広げて!」と。

「すみません」と広げて置き直したが、

「そんなこと、どうでもよくないですか?」と

口に出さなかった私はえらいに違いない(笑

他の売り場の納品書は2つ折りのままなので、広げなくともいいと思ったのだが。

 

人の多い職場って、理不尽も多い。

まぁ、再度注意されるのも嫌なので指摘されたことは、直すに限る。

粗探しされているみたいで、気分はよくないが。

 

 

 

読書感想文は好きじゃない

今週のお題「名作」

小説が好きで、中学生くらいからよく読む。

以前は月に4冊は読んでいた。

最近はそこまで読むことはなくなったな。

視力が落ちてきたからだ。

PC画面、スマホなんかを長く見ていると目が疲れる。

 

小学生の時はマンガばかり読んでいた。

今でもマンガは好きだけども。

小説を読むきっかけとなったのは名作「赤毛のアン」だ。

孤児の少女が老兄妹に家事手伝いとして引き取られ、その中で起こる様々な珍事件や交友の物語。

詳しく書くこともないほどの有名作品である。

時代背景は今から150年くらい前だと思われる。 

 

この物語を読み出して、赤毛のアンはシリーズ物だと知った。

全10巻、ヒロインが11歳から40歳を過ぎるまでである。

死産を乗り越え6人の子持ちとなって、戦争に巻き込まれ、子供の成長を見守る母になっていく。

 

定番の1巻「赤毛のアン」に登場する料理、パッチワークなんかに非常に興味を惹かれた記憶がある。

昔は本当にゴミを出さなかったのだと感心する。

日本でも江戸時代はほとんどゴミなどなかったらしい。

古着も古くなればほどいて再利用。

茶碗が割れても繋いで復活させる。

復活してくれる焼き継ぎ、金継ぎのお店もあったようだ。

残った食材は干したり、漬けたりで全く無駄がない。

 

150年前のカナダでも同じだったようだ。

食材の保存方法が文化の違いで面白い。

果物はジャムに、セーターはほどいて絨毯やマットに、衣服なんか最終的にハギレとなり、パッチワークで繋がれて美しい模様の敷物やソファカバー、赤ちゃんのおくるみにまで変貌を遂げる。

 

今日では多様性とか男女同権が叫ばれ、生きづらい世の中になった。

150年前の主婦たちは、仕事など持てなかった。

女性だからというよりも、それ以前にそんな時間はなかったのではないか。

薪で火を起こしご飯やパンを作る。

洗濯機もない。

掃除機もない。

携帯電話どころか電話さえなく手紙のやり取りだ。

その上、子育てまで付いてくる。

 

赤毛のアンの世界では、15:00にお茶の時間がある。

お茶とお菓子で家族や友人と休憩を楽しむのだ。

お茶の時間のためにお菓子を作る。

そのための労力も要るのだ。

外で働く時間などなかったと思われる。

 

今でも一部で残っていそうな、低い女性の賃金は

洗濯機や掃除機、電子レンジのある現在では通用しないだろう。

若い夫婦は家事を分担するらしい。

どのように分担するのかは、それぞれが自分たちに合ったやり方をすればよい。

 

多様性、男女同権こんな言葉はいるのか。

お互いがお互いを思いやれば、こんな言葉はいらないのではないかと思うのだ。