レジの極意

このところ、バイトではレジ担当ばかりだ。

私たちの5:00〜9:00班は10人いる。

日々3人〜5人で仕事に当たる。

その際、シフトを組む店長か副店長か知らないが、シフトを組む人が担当箇所も決めている。

なので、毎回同じ箇所で仕事ってのは少ないのだ。

例えば、豆腐、納豆、練り物、漬物は和食材。

牛乳等のパック飲料、チーズ、ヨーグルトは洋食材。

ハム、ソーセージ類もある。

レジはレジ周辺の食材担当となる。

毎回、シフト表を見て今日は洋か和かレジかと確認して仕事に臨むわけだ。

それが、私に限ってはずっとレジ。

レジに慣れろということか。

ただ、レジは嫌ではない。

間違いさえなければ。

間違えると、この上なく面倒な後処理がついてくる。

バーコードを読み込むだけの会計で間違いなんかあるのかと思っていた。

でも、ある。

最初の頃は毎回間違えて、怒られはしないが自信喪失と自己嫌悪に陥っていた。

これではいけない。

レジの極意を身に付けねば!と、どんなことが間違いを生むのか肝に銘じる。

 

二重計上 気付かず1つの商品を2回通す。

割引忘れ 賞味期限が近い商品が割引になっているのに、そのまま通す。

酒類 酒類を通すと年齢確認の確認画面が出る。

確認ボタンを押さないと、次の商品が登録されないのに、画面を見ないで商品ばかり見ていると酒の後からもう一度登録し直しとなる。

これらの失敗での返金作業がひどく面倒なことを悟った。

返金は会計機から行うので、そのことも頭に入れる。

返金後は、最初のレシート、返金後のレシートが会計機から出てくるので、それに理由をつけて別紙に貼り付け店長に提出だ。

こんな面倒なことはやってられない。

ならば、間違えなければよいのだ。

間違えなくても、お客さんの都合で返金とか取消というのもある。

お客さんの財布忘れとか、お金が足りないとかもある。

とにかく間違い回避に集中だ。

簡単に右から左へバーコードを読ませていればいいというのもではなかった。

日々、勉強だ。